豪華なマイホーム

へーベルハウスは高級なのか?口コミ含め解説

へーベルハウスは旭化成ホームズが展開しているハウスメーカーで、軽量鉄骨と重量鉄骨を得意としている会社です。2018年の調査では戸建て住宅販売戸数が4位に入っており、性能が良いことで知られています。一坪あたりの価格は平均すると85万円であり、決して安くはありません。大手ハウスメーカーのグレードが高い住宅とほぼ同じ価格であり、日本で初めてALCと呼ばれる軽量気泡コンクリートを導入した会社でもあります。

ALCは一般的なコンクリートと比較した場合、約10倍の断熱性能を持っており、夏の暑さや冬の寒さを遮るだけでなく結露の発生を防ぎ防音や遮音性にも優れています。このALCと一緒に設置されているのが次世代断熱材と言われるネオマフォームで、こちらも耐火性と遮音性に優れている特徴があります。ダブルで断熱をするので効果が持続しやすく、グラスウールよりもネオマフォームの方が断熱性に優れていることがわかっています。

またへーベルハウスは地震と火災に強いことで有名であり、阪神淡路大震災では半壊も全壊も起こりませんでした。さらに2015年に発生した大洪水でもヘーベルハウスだけが流されず耐えており、様々な災害に対応できる家を建てることができます。このようなことから一部の優良メーカーにしか認定されないスムストック優良に認定されており、将来売却を考えた場合通常よりも高い査定価格が出る可能性があります。

へーベルハウスは軽量鉄骨と重量鉄骨の2種類のみ扱っており、木造の住宅を建てることはできません。ですが60年先まで基本性能を維持できる住宅をコンセプトとしており、アフター保証も万全です。注意すべき点としては、へーベルハウスの場合関東よりも北の地域には住宅展示場はもちろんのこと営業所もありません。北海道や東北、信越地方では建てることが難しくなっています。

へーベルハウスの口コミでは、強くて頑丈な家であるので安心して住むことができる、地震に強い家であり実際の震災にも耐えたので、選んだがとてもよかった、など構造に対して良い口コミが多いです。また設計担当や社員もしっかりとしており、レベルが高く、満足のいく話し合いができたという意見もありました。

一方で坪単価が高く、予算をおさえようとしたけれど無理だった、予算を話したら連絡がこなくなった、という口コミもあります。構造がとてもしっかりとしている分、費用も高くなり、その点に対しての口コミも多いです。高級な家というイメージであるため建売住宅はめったになく、分譲団地の開発には積極的です。へーベルハウスの場合、防災タウンとしてジャパンレジリエンスアワードを受賞しており、高い評価を得ています。