豪華なマイホーム

夢の住まい!ステンドグラスや大理石などデザイン性の高い家の実態

近年デザイン性の高い家が増えており、様々なタイプのものが多く販売されています。特にステンドグラスや大理石にあこがれを持つ人が多く、実際の窓に取り入れている家も多いです。

ステンドグラスは1枚1枚カットされた様々な種類の色ガラスを鉛を使用してつなぎ合わせ、模様を施したものになります。教会で多く使用されていますが、玄関や窓のワンポイントとして用いることも多く、光を受けて色が映し出されるので、インテリア性とデザイン性に大変優れています。

さらにステンドグラスは透明な窓ではないためプライバシーを守ることができ、ペアガラス構造で作った場合には強度もクリアできます。住まいの環境を充実させることができるので、おしゃれな家にしたい場合に最適な建材となります。

ですがステンドグラスにもデメリットはあります。すべて手作業でつなぎ合わせるので費用が高額になる、1枚もので制作する場合、大きさが限られてしまう、設置や修理は技術が必要であり、取付することができる業者が限られてしまうなどのことがあげられます。また設置する場所も向き不向きがあり、北面は避ける方が無難ですし、鉛は劣化する恐れがあるので水回りに使用することはできません。夜に灯りをつけた場合は外から見ると大変きれいですが、実際に住んでいる人からはただの黒いガラスになってしまうので、面白みに欠けてしまいます。

同じように住まいのランクをあげる建材に大理石があります。大理石は見ためが高級なだけではなくフローリングに使用した場合、床暖房の効果を発揮しやすくなります。さらに耐久性が高いので、靴を履いて歩いても丈夫であり、夏はひんやりとするので大変心地よいメリットがあります。

ですがデメリットとして床材に使用した場合、大変硬いので転倒した際にけがをしやすい、アルカリ性や酸性に弱い特徴があるので、果汁をこぼしたままにしておくと変性してしまうことが生じます。また暖かい空気を反映しやすいものの、逆に部屋が寒い場合はなかなか温まることはなく、冷え切った部屋になってしまいます。

デザイン性のある住まいは憧れですが、実際に住むとなると様々な問題をクリアしなくてはなりません。定期的に掃除が必要となりますし、安全面にも配慮しなくてはなりません。小さい子どもやペットを飼っている場合は大理石の上にカーペットを敷く必要があり、せっかくの大理石が良く見えなくなってしまうこともあります。